『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完 』第2話のネタバレと感想。
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『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完 』第2話概要
自分の夢に向けて独り立ちをしようとしている雪ノ下雪乃。
彼女は奉仕部に舞い込んできた依頼を、二人の力を借りずに解決してみせたいと宣言します。
八幡と結依もそれをしっかり見守ろうとするのですが……?
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完 』第2話あらすじ(ネタバレを含みます)
葉山から「大変だったな」と声をかけられる八幡。
それを小町の受験の事かと思った八幡ですが、葉山が言っていたのは陽乃についてでした。
前回、陽乃に招かれて雪乃の部屋に上がった八幡と結依は、そこで雪ノ下姉妹の会話に立ち会っていました。
覚悟を決めて母に話をしに行くと宣言する雪乃と、それを面白そうに聞きながら「本気で言ってるなら私も協力してあげる」と笑う陽乃。
ただし母との話はどう転んでも長くなり、雪乃はしばらく実家からここに戻ってこられなくなるとも言ってきました。
そのため今の内に荷造りもしておきなさいと陽乃が言うと、結依はその手伝いするために一晩ここに泊まっていく流れに。
楽しそうな結依を部屋に残して八幡は帰宅、陽乃は買い出しへ。
八幡は陽乃と並んで夜の街を歩きながら、彼女が雪乃の決意を茶化さなかったのを意外に思っていました。
それに陽乃は「これでもお姉ちゃんなんだから、たとえ妹が間違った決断をしても応援してあげる」と言ってきます。
「間違ってたら止めるべきでしょう」と言う八幡ですが、陽乃にとっては事の成否は別にどうでもいいようです。
結局はなるようにしかならないし、そうやって色々と諦めながら誰もが大人になっていくのだと。
それでも「頑張るあの子を見守ってあげて」と珍しく姉らしい事を言ってくる陽乃に照れる八幡。
しかし彼女は別れ際、「あなたはきっと、私と一緒でどんなにお酒を飲んでも酔えない人……周りの全てが他人事に思えるタイプの人間だよ」と予言していくのでした。
放課後、奉仕部の部室へと向かう途中で結依に声をかけられる八幡。
なぜかひざ掛けを胸に抱きかかえている結依を見て「別の毛布がもう部室にあったじゃん」と不思議そうにする彼に、結依は「意外と私のこと見てるんだ」と赤くなります。
彼女は奉仕部の活動が延長されるなら……と思って新しい物を持ってきたそうです。
部室で雪乃とも合流すると、そこへ更に後輩の一色いろはも登場。
いろははプロジェクターを持参し、それを使って部室で海外ドラマを上映し始めました。
何だかよく分からないままそれに付き合う八幡は、映し出されたリア充感あふれるドラマの内容にどんどんその目が死んでいきます。
逆に結依には大好評だったそのドラマは「プロム」、海外の学生が一年の最後にやるというダンスパーティーを描いたものでした。
いろははこれを、今年の卒業式後の謝恩会で実現できないかと考えていたのです。
しかし、なぜ来年、もしくはいろはが卒業する再来年ではなく今年なのか?
その疑問を八幡や雪乃が口にすると、いろはは「来年にやると言ってもどうせ『間に合わない』って否定されるから、たとえ失敗するとしても今から言って取り掛かっておく必要がある」と説明。
そしてそれは誰かのためではなく自分のためだと言い切るいろは。
それを聞いて奉仕部部長の雪乃は、プロム開催に向けた準備を手伝うと決定します。
が、雪乃は「二人の力を借りずに私一人の力で頑張りたい」と言い、八幡と結依には今回それを見守ってほしいと伝えました。
二人はそれに雪乃の成長と決意を感じ取ります。
「ただし無理はしないで、人手が必要な時はちゃんと頼ってね」と言って雪乃と指切りをする結依。
そんな結依でしたが……実は彼女は先日の荷造りを手伝った際、雪乃の部屋である物を見つけてしまいました。
それは雪乃が大好きなパンダのぬいぐるみの後ろにこっそりと隠されるように置かれていた、一枚の写真。
そこには遊園地でアトラクションに乗った時の雪乃と八幡の姿が。
そのツーショット写真から雪乃の気持ちを察した結依は、しかしそれを見なかったフリ、気づかないフリをするしかありませんでした。
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完 』第2話を見た感想
完結編となる今回もやはり奉仕部は学校行事のサポートをしていく事になるようでした。
今度の行事というかイベントは、卒業式の後に開かれる「プロム」というダンスパーティー。
日本にはあまり馴染みがないイベントだと思いますが、八幡がこのリア充イベントに向き合っていくというのは面白い展開になりそうです。
でも八幡は今回、その実行準備から外されてしまいましたね。
最終的には雪乃だけでは手が回らなくなって八幡にもヘルプ要請が飛んでくると思うのですが、そこに至るまでどんな物語があるのか楽しみです。
そして結依が自分の恋心をどう扱っていくのかも注目ですね。
雪乃に気を遣ってばかりでいるのも見ていて切ないですから、彼女にもここから自分の気持ちを叶えるべく頑張ってほしいです。
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